KOMPLETE12のアンインストール
- 2019/10/06
- 15:46

DTM用の音源としてNative Instruments社のKOMPLETE 12を使っています。この製品を持っている人は、まずNative Instruments社製のハードウェアを購入して簡易版を入手、物足りなくなって標準版を購入、数年後にバージョンアップ版もしくはアップグレード版を購入というパターンが多いと思います。私もです。完全にNative Instrumentsの術中にハマっていますね。恐るべし、Native Instruments。笑
Native Instruments社のソフトウェア製品を一元管理するのが、Native Accessというソフトです。Native Accessでは、製品のインストールやアップデートはできるのですが、製品のアンインストールはできません。「製品自体に問題がなければ、アンインストールする必要はない」ということらしいです。製品のバージョンアップ版やアップグレード版の購入を繰り返していけば使わない製品も出てきますし、SSDにインストールする場合は少しでも空き容量を確保したいですよね。ぜひ、アンインストール機能の搭載を検討して欲しいです。
もっとも、製品を手作業で削除することは可能です。ただし、製品ごとに削除するファイルが複数あるので、数が多いと心が折れます。
1. Macintosh HD>アプリケーション>Native Instruments>製品名フォルダ
2. Macintosh HD>ライブラリ>Preferences>com.native-instruments.製品名.plist
3. Macintosh HD>ライブラリ>Audio>Plug-ins>Components>製品名.component
4. Macintosh HD>ライブラリ>Audio>Plug-ins>VST>製品名.vst
5. Macintosh HD>ライブラリ>Application Support>Digidesign>Plug-ins>製品名.dpm
6. Macintosh HD>ライブラリ>Application Support>Avid>Audio>Plug-ins>製品名.aaxplugin
7. Macintosh HD>ライブラリ>Application Support>Native Instruments>製品名フォルダ
8. Macintosh HD>ライブラリ>Application Support>Native Instruments >Service Center>製品名.xml
9. Macintosh HD>ユーザ>ユーザ名>ライブラリ>Preferences>com.native-instruments.製品名.plist
10. Macintosh HD>ユーザ>ユーザ名>ライブラリ>Application Support>Native Instruments>製品名フォルダ
• 私の環境では5のフォルダはありませんでした。
• 4と6のフォルダには、他社製の音源のファイルも格納されている可能性があります。

製品を一つ一つ調べながら削除するのが面倒だったので、Native Instruments社のソフトウェア製品を全て削除してから、必要な製品のみをインストールすることにしました。リリース時から更新されていない製品はメディア(ハードディスク)からのインストールになりますが、更新されていたり、追加された製品はダウンロードしてからインストールされます。不要な製品の数が少なければ、その製品のみを削除した方が良さそうです。

ようやく終わりました。結果的には、44製品をアンインストールすることができました。もちろん、必要になったらまたインストールすることができます。
スポンサーサイト